Quantcast
Channel: DAZ3DでCreate3D-3d。CG制作作業日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2322

【Daz Studio4.11】シーンが壊れたときの保存方法。【エラー&回避】

$
0
0
 
Daz Studioを使っていて、なんかシーンがおかしい。
レンダリングがおかしい。
調子が悪い。
 
そう言うときは、『シーンファイルが壊れている』可能性を考えましょう。
 
その場合にすることは
まず、
そのシーンファイルを別名保存する。
ただ、この時、『すでにファイルが壊れていたら
別名保存しても、その『破損』は引き継がれます。
 
その場合、どうしたらいいかというと、
 
まず、以前に別名保存していたファイルを起動する。
レンダリングがちゃんとできていたときのファイルです。
 
それでするならそれでよし。
 
今初めて別名保存した、って時や
とにかく、今の状況でエラーが出る場合は、
今のファイルから『フィギアを救助』しましょう。
 

『フィギアを救助』とは?

『パーツを個別に保存する』ことです。
 
ロードしていた数が多い場合面倒臭いです。
もう一度すぐにロードしてやり直せるなら、
今のファイルを捨てて新規で作り直しましょう。
 
いろいろ位置やポーズをいじっている場合は、
それらを保存しましょう。
 
大体の場合、フィギアは既存のものを使っているでしょうから
問題なのは『フィギアのポーズ』ですよね。
 
保存自体は各個一分ぐらいでできるので、とっととやってしまいましょう。

ポーズの保存。

こういうシーンを作ってみました。
あとで分かりやすいように、色を変えてあります。
どちらも『ゼロ位置』からはずれた場所に立って、別々のポーズをしています。
 
このとき、暫定でポーズを保存しますので
下記のように、『自分のフォルダ』を作っておいてください。
 
この『自分フォルダ』の下の方の『+』をクリック。
 
 
 
『ポーズ プリセット』を選択。
 
 
テキトーなファイル名をつけてください。
このファイル自体は、エラーが解消したら削除しますから
ファイル名はなんでもいいです。
 
 
私はこういうときのために下記のツールを使っています。
 
ファイルやフォルダに日付を自動で入れられるツール。
 
 
 
 
普通はこの設定のまま
 
 
『Accept アクセプト』してください。
 
 
もう一人も同じようにポーズ保存。
 
これが、アニメーションや
タイムラインを使ってポーズをつけていたときはこちら。
 
『アニメイテッド レンジ』にチェック。
タイムラインのフレームの最後尾を右側に記入してください。
 
上の、『カレント フレーム オンリー(現在のフレームのみ)』にすると
タイムラインが保存されません。
 
 
ここで、新規ファイルを起動します。
 
 
先程と同じフィギアを出して
下記のポーズをそれぞれロードします。
 
 
同じポーズ、同じ配置になりましたね!
 
ポーズはこのように簡単に保存&ロードできますので、
頻繁に保存しておくといいです。
 
この保存さえできていれば、
あとで余裕がある時に再度、『正式なポーズ保存』にすることもできます。
 
とにかく保存。
すぐセーブですよ!
 

フィギアの数が多い場合。

『シーン サブセット』で保存して下さい。
 
 
シーンの中にあるフィギアが表示されます。
初期状態で全部チェックが入っていますので
『Accept アクセプト』。
 
 
さっきは『ポーズ』で保存されましたが、
今回は『セット』で保存されました。
 
 
新規ファイルでロードして、全部ちゃんと出るか確認してください。
 
 
 

新規ファイルで元に戻してエラーがなくなったら

  1. 新規ファイルを起動。
  2. フィギアをよみこむ
  3. ポーズをつける。
  4. エラーが出ない!
 
これなら、『前のファイルが壊れていた』ということです。
 
 
サブセットをロードして駄目だった場合、
どれかのフィギアが原因の場合があるので
個別でポーズなどを保存して
新規ロードしたフィギアだけで、
エラー確認をしてください。
 
 
それで問題が起きなければ、ポーズや、他の保存をロードして
もう一度エラー確認。
 
 
それでエラーがでなければ、『前のファイルが破損』
それでもエラーが出るなら、
Daz Studio4.11のソフトか、パソコンが壊れています。
 
案外、『パソコンの性能が足りなかった』という問題もあるので
ソフトのせいばかりにしないで下さいね。
 

フィギアをたくさん出したときにエラーが出る。

『フィギア』というのは、
Daz Studio4.11にロードしたアイテム全部を指します。
 
人間のカタチをしたものは『人体フィギア』。
 
車も樹木も、ビルも『フィギア』です。
 
V8を一人だけでレンダリングした時は何もなかったのに
  • そこに椅子や机、家を出したら
  • もう一人ロードしたら
エラーが出た、というばあい
 
メモリや、パソコンの性能が足りないということです。
 
3Dはパソコンの性能とメモリの戦いになってしまうのですね。
レンダリングとか、メモリのベンチマークテストみたいなものです。
 
CPUの高いパソコン、たくさんのメモリを詰むことも重要です。
 
パソコンを今すぐ変えることができないばあい、
エラーが出ないフィギアの数を把握して
その範囲内で遊びましょう。
 

まとめ。

エラーが出たときは、原因がどこかを特定する。
とにかくセーブする。
すぐに別名保存する。
毎回別名保存する。
 
パソコンも『現実に有るアイテム』なので
経年劣化はしますし
ランダムに壊れていくんですよ。
 
新品のときには出なかったエラーが出てくるんです。
 
昔はハードディスクが弱かったからか
私は二年ごとにパソコンを買い換えていました。
 
今は、六年ほど使っても大丈夫です。
 
そんなスパンなので、
昔のパソコンを使ってる場合、エラーは出やすいです。
 
Daz Studio自体は進化しているのに
パソコンが前のままだと、あわない部分が出てきます。
 
 
 
保存に関しては、私はこの有料プラグインで『別名保存』を自動でしています。
 
『安心料』と考えて、是非、使ってください。
 
 
【Daz Studio4.11】シーンが壊れたときの保存方法。
でした。
 
【この記事を書いた日 2019/07/20  7:44 】

Viewing all articles
Browse latest Browse all 2322

Trending Articles